「上質」と「上等」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「上質」と「上等」の違いとは?言い換え

物の品質が優れていることを表す言葉には「上質」「上等」があります。

この記事では、「上質」「上等」の違いを分かりやすく説明していきます。

「上質」とは?

「上質」とは物の品質が優れていることを表す言葉であり、反対語は「粗悪」などがあります。

「上質紙」とは一般紙としてよく使われる紙であり、光沢やツヤが少ないことから文章を書く時や印刷するのに適しています。

「上質」は英語で“high quality”であり、カタカナ語では「ハイクオリティ」「クオリティが低い」という風に使うことが可能です。

「上等」とは?

「上等」とは物の品質が優れていることや出来栄えがいいことを表す言葉です。

「上等」はこれ以外にも上出来なことや満足していること、結構なことを表す時にも使います。

「上等」は英語で“superior”“first class”と表現し、「ファーストクラス」は一流のや飛行機の座席に対して使います。

「上等」はカジュアルな表現としても使われることが多く、困難や避けるべき物事に対して挑戦することや飛びつくこと、居直ることを表す時にも使うことが可能です。

「上質」と「上等」の違い

この2つはどちらも物の品質が優れていることを表す言葉であり、色々な場面で使われています。

「上等」は困難や避けるべき物の語に挑戦する時や落胆するような物事に対して居直ることを表す時にも使うことが可能です。

「上質」の例文

・『今回のホテルは上質な雰囲気と設備が揃っていたので快適に過ごせました』
・『上質紙は経費削減のために一部で使えなくなりました』

「上等」の例文

・『上等なお肉を食べたことがないので今夜のパーティーには期待しています』
・『喧嘩上等という刺繍が施されたスカジャンを着ているヤンキーがバイクで走り回っています』

まとめ

「上質」「上等」は物の品質が優れていることを表す言葉であり、さらに「上等」は威勢のよさや挑戦、居直りという意味でも使われています。