「主役」と「主人公」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「主役」と「主人公」の違いとは?言い換え

この記事では、「主役」「主人公」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「主役」とは?

物語に登場する人物の中でも1番の中心人物となるのが「主役」【しゅやく】です。

目立ち、登場する回数が多い人を指します。

この人物がいなければ物語は進まず、面白みに欠けてしまうほど重要な役割があります。

その「主役」には困難な事が起きたり、重要な任務を任せられる場合が多いのです。

また、「主役」に抜擢されるのは元気があり、行動的で人々に感動を与える役目があります。

「主人公」とは?

小説に登場する主となる人のことを「主人公」【しゅじんこう】といいます。

例えば、作品に出てくる1番主となる人物であり、物語を盛り上げたり、読む人が感情移入しやすいのです。

使い方としては、「女主人公」と世話好きな奥さんであったり、美人の新妻が登場する作品を指します。

このように、その作品を語るとき必ず出てくる大物であり、性別や年齢を問わずに使われているのです。

「主役」と「主人公」の違い

ここでは「主役」「主人公」の違いを、分かりやすく解説します。

物語の中で中心となる人物を「主役」といい、たいていは周りから頼られる正義感に満ちた役に描かれます。

一般的には役という意味があり、主となる役者を指すのです。

舞台や映画で作品の盛り上げ役でもあり、物語を楽しいものにする役目があります。

もう一方は「主人公」は視聴者から見れば中心人物を指し、活字で書かれている役を指すのです。

「主役」は舞台でよく使われていますが、「主人公」は小説で使うといった違いが見られます。

「主役」の例文

・『舞台の主役は大物女優を抜擢し、踊りや歌を披露した』
・『主役となる人物を探すため全国からやる気がある男性を募集した』

「主人公」の例文

・『小説に登場する女主人公は好奇心に溢れていて好感がもてる』
・『主人公の男の子は冒険に出かけるとき親と抱き合って旅立った』

まとめ

1番目立つ人を指しますが、どのような作品に使われているかで使い方に違いが見られます。

そこに注目してうまく使いこなしてみるといいでしょう。