問題となっている出来事や法に触れる出来事を表す言葉には「事件」や「犯罪」があります。
この記事では、「事件」と「犯罪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「事件」とは?
「事件」とは世間や周囲で話題になっている出来事や問題となっている出来事を表す言葉です。
「事件」は英語で“incident”や“case”であり、「重大インシデント」は航空事故に対して使われています。
「事件」はこれ以外にも法令上で扱われる事柄を表す時にも使うことが可能です。
「事件性」とは特定の出来事が「犯罪」に関わっている可能性があることを表す言葉です。
「犯罪」とは?
「犯罪」とは罪を犯すことや法に触れることを表す言葉であり、これらは警察や専門的な組織によって対処が成されます。
「犯罪」は英語で“crime”や“offense”であり、後者は攻めという意味でも使うことが可能です。
「犯罪組織」とは犯罪を中心に行う組織を表す言葉であり、国際的なテロ組織や暴力団、マフィア、海賊、宗教的過激派などが該当します。
「事件」と「犯罪」の違い
「事件」は世間や周囲で話題になっている出来事を表す言葉であり、「事件性」は「犯罪」に関わり合いが深いものを表します。
「犯罪」は罪を犯すことや法に触れる行為を表す言葉であり、社会秩序を揺るがすものとして警察や国によって対処されます。
「事件」の例文
・『事件現場にはいくつかの靴跡が残っており、現段階では侵入者が断定できません』
・『この行為は事件性を含んでいると判断されたので、裁判で争うことが決まりました』
「犯罪」の例文
・『犯罪組織を扱った映画が大好きであり、特に年季の入った俳優が出てくるのが凄くいいと思っています』
・『軽犯罪とはいってもしっかりと罪になるのでやめましょう』
まとめ
「事件」は話題になっている出来事を表す言葉であり、これが法に触れることになると「犯罪」になります。
