この記事では、「催し物」と「出し物」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「催し物」とは?
宴会やイベント会場で行う演芸を「催し物」【もよおしもの】といいます。
多くの人を集めて行う芸事であり、見る人を楽しませる目的で行うのです。
この「催し物」を目当てに来る人もいるほど多くの人を集めるので、百貨店では客集めのため定期的に行われます。
前もって主権者との話し合いが必要になったり、どのようなことをするか決めるのも大事な行動になるのです。
「出し物」とは?
演劇するとき人々の前で上演する作品を「出し物」【だしもの】といいます。
会社では社員が集まって食事して、楽しい雰囲気になるよう忘年会や送別会では社員が自由に参加して盛り上がるゲームしたり、カラオケなどするのです。
謝恩会では子供と保護者も参加して運動したり、ゲーム通して絆を深めます。
このように、人々が体を動かして参加できるものが多いのです。
「催し物」と「出し物」の違い
ここでは「催し物」と「出し物」の違いを、分かりやすく解説します。
客集めと場を盛り上げるために行われるのが「催し物」です。
多くの人が集めるため有名人が参加したり、大入りを目指して面白いことして見せます。
もう一方の「出し物」は会場を盛り上げるためジェスチャーゲームやリレーといった参加型のものが多く、事前に練習しておき当日に問題なく行われるようにするのです。
季節を問わずイベント会場でよく行われる「催し物」よりも「出し物」の方が新年会や忘年会するときよく行われます。
「催し物」の例文
・『多くの人が催し物を楽しみ、会場はおおいに賑わった』
・『催し物のおかげで10万人も訪れ、大成功に終わった』
「出し物」の例文
・『クイズ大会を出し物に選ぶと会場は盛り上がった』
・『歌で会場を盛り上げる出し物で会場を沸かした』
まとめ
「物」を使ってはいますが、「催し」と「出し」に違いが見られます。
この点に注意して、どのようなもので人々を集めるか具体的に伝えてみるといいでしょう。