この記事では、「問い合わせ」と「質問」の違いを分かりやすく説明していきます。
「問い合わせ」とは?
問い合わせとは、不明な点などを聞いて確かめることをいいます。
「問い合わせる」という動詞を名詞化したのが「問い合わせ」です。
「問い合わせる」には、不明な点を関係者に尋ねるという意味があります。
電話で問い合わせることもありますし、メールで問い合わせることもあります。
その場にいない人に対して尋ねる時に使用するのが一般的で、その場にいる人に対面で何かを尋ねる場合には問い合わせるとはいいません。
「質問」とは?
質問とは、分からないことや知りたいこと、不明点などについて問いただすことをいいます。
相手に対して問いに対する説明を求めています。
また、その内容についても質問と呼んでいます。
「先生に質問する」といった使い方をします。
「問い合わせ」と「質問」の違い
問い合わせも質問も、相手に分からないところや不明なところ、知りたいことなどを尋ねることを表しています。
問い合わせは確認するといったニュアンスが強いです。
また、問い合わせはその場にいない人に対して用いることが多く、面と向かって尋ねる場合には質問するといいます。
「問い合わせ」の例文
・『お問い合わせいただいた件につきましては、ただいま確認中です』
・『使い方が良く分からないので、サポートセンターに問い合わせてみます』
・『求人情報には細かい条件が記載されていないので、直接問い合わせてみることにしました』
「質問」の例文
・『質疑応答で予想外の質問に戸惑ってしまいました』
・『プライベートな質問には答えられません』
・『彼にとって授業中に手を挙げて質問することは勇気がいります』
まとめ
問い合わせも質問も、分からないことや不明点を相手に尋ねることです。
問い合わせは確認するといったニュアンスが強く、その場にいない人に対して使用します。
