「次々に」と「どんどん」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「次々に」と「どんどん」の違いとは?言い換え

この記事では、「次々に」「どんどん」の違いを分かりやすく説明していきます。

「次々に」とは?

とある事象が止まらずに、延々と続くさまを意味する言葉です。

ある特定の出来事が、立て続けに起こるようなシチュエーションにおいて使用される言葉だと考えられます。

また、「次々に」という言葉は、書き言葉としても使用可能なので、さまざまなシーンで利用できるでしょう。

「どんどん」とは?

とある事象が、ひたすら進行するシチュエーションを意味する言葉です。

何かが進むときの時間が早いと想われる場面で使用する言葉だと考えられます。

また、「どんどん」という言葉は、カジュアルに話す時にしか使いませんが、次々とは書き言葉としても使えます。

「次々に」と「どんどん」の違い

「次々に」「どんどん」の違いを、分かりやすく解説します。

「次々に」「どんどん」は、共に、物事が続くさまを意味する言葉ですが、使用されるケースやニュアンスに違いがあります。

「次々に」は、1つひとつの事象が、区別されていることを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「どんどん」は、事象が速く止まらないことを表現する際に使用する言葉です。

「次々に」の例文

・『このプロジェクトでは、次々に問題が発生するので、メンバーたちは、どんどん疲弊していった』
・『この企業では、次々に、新製品を生み出しているので、世界的にも有名だ』

「どんどん」の例文

・『彼女は毎日英語を勉強しているので、どんどん上達していった』
・『たくさんの料理を作ったので、どんどん食べるようにしてください』

まとめ

「次々に」「どんどん」は、とある事象が速く続くさまを意味する言葉ですが、使用される場面やニュアンスに違いがあります。

「次々に」は、1つひとつの物事が区別可能な場合に使用する言葉です。

その一方で、「どんどん」は、1つひとつの物事が区別不可能である場合や、程度や量が増えていく際に使用する言葉だと言えるでしょう。