量や程度が少ないことや小さいことを表す言葉には「薄い」や「細い」があります。
この記事では、「薄い」と「細い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「薄い」とは?
「薄い」とは厚みや濃度が少ないことや物事の程度が少ないことを表す言葉です。
「薄い」はこれ以外にも利益が少ないことや関係性が浅いことを表す時にも使います。
「薄い」は英語で“thin”や“weak”と書き、特に弱いという意味では“weak”がよく使われます。
「薄い」の反対語は「厚い」や「濃い」があり、こちらも色々な場面で使うことが可能です。
「細い」とは?
「細い」とは周囲が小さいことや身体が痩せていること、幅が狭いことを表す言葉です。
「細い」はこれ以外にも勢いが弱いことや繊細なこと、栄えていないことを表す時にも使います。
「細い」は英語で“thin”や“narrow”と書きます。
「細い」の反対語は「太い」であり、こちらも色々な場面で使うことが可能です。
「心細い」は頼りなくて心配なことや寂しいことを表す言葉です。
「薄い」と「細い」の違い
「薄い」は厚みや濃度、味、利益、関係性が少ないことを表す言葉です。
「細い」は周囲や身体、厚み、幅が小さいことや勢いが弱いことを表す言葉です。
この2つはどちらも英語で“thin”を書きますが、狭いことを表す時には「細い」を使います。
「薄い」の例文
・『マンションの壁が薄いので夜になると隣家の生活音が聞こえてきます』
・『味噌汁の味付けは薄い方がいいと思っていますが、たまに濃い味のものが食べたくなります』
「細い」の例文
・『細い糸が服から垂れているのでハサミで切ってしまいました』
・『か細い声が聞こえたので思わず幽霊のことを思い出して怖くなりました』
まとめ
「薄い」と「細い」はそれぞれ物体が少ないことを表す言葉です。
「薄い」は味付けに対して使うことが可能であり、「細い」は食欲などに使うことが可能です。