「素敵」と「奇麗」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「素敵」と「奇麗」の違いとは?言い換え

この記事では、「素敵」「奇麗」の違いを分かりやすく説明していきます。

「素敵」とは?

「素敵」は、心を惹かれるようなもの、とてもすぐれているもの、素晴らしいもの、という意味があります。

自分にとって素敵と感じるものであるということを表現しているので、主観が入ります。

主観を弱めた言い方だと素晴らしいが使われます。

「奇麗」とは?

「奇麗」は、美しさを表現する際に使う言葉です。

色が美しい、形が美しい、清潔、顔が整っている、姿かたちが整っている、心地良く聞こえるなどの際に「奇麗」を使います。

「奇」はめずらしいという意味があり「麗」に際立っている、美しいという意味があります。

「綺麗」「奇麗」は同じ意味で使われますが、常用漢字では「奇麗」を使うこととなっています。

しかし「綺麗」のほうが見慣れている「奇」には「奇妙」「怪奇」といったマイナスのイメージがあるということで「綺麗」を使いたいと考える人も多いです。

「素敵」と「奇麗」の違い

「素敵」「奇麗」の違いを、分かりやすく解説します。

素敵も奇麗も似たような使われ方をしますが、素敵よりも奇麗のほうが美しさを強調しているものと言えます。

素敵は、美しさだけに使われるものではありません。

「素敵」の例文

・『彼女のファッションセンスはとても素敵で、みんなの憧れの存在となっている』
・『海沿いにあるとても素敵なカフェでランチを楽しんだ』

「奇麗」の例文

・『そこからの眺めはとても奇麗でずっと眺めていたいと感じるものだった』
・『道端でモノを落としてとても奇麗な女性が拾ってくれたので驚いた』

まとめ

「素敵」「奇麗」の違いをお伝えしました。

「素敵」は、素晴らしいものや心惹かれるものなど、自分にとってそう感じるという時に使われることが多いです。

「奇麗」は、美しさを表現する際に使われることが多く、整っている、際立っているなどの意味があります。

似ているようで少し違うため使い分けしましょう。