「虹」と「オーロラ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「虹」と「オーロラ」の違いとは?言い換え

この記事では、「虹」「オーロラ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「虹」とは?

虹とは、太陽の光が大気中の水滴に反射して7色に見える現象のことをいいます。

太陽とは反対方向の地表から空にかけて現れる円弧状の帯で、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色に分かれて見えます。

これは光が波長によって屈折率が異なっているためです。

虹は雨上がりや天気雨の時によく見られる現象で、昼間よりも朝や夕方の方がよく見えます。

「オーロラ」とは?

オーロラとは、南極や北極といった極域近辺で見られる大気の発光現象のことをいいます。

太陽から放出されたガスが、地球の磁力に引き寄せられて大気中の原子に衝突すると発光してオーロラとなるのです。

カーテン状のオーロラもありますし、コロナ(冠)状のものやアーク(弧)状のもの、細い線状のもの、形がはっきりしないぼんやりしたものなど色々あります。

白色や緑白色、赤色、ピンク色など色も様々です。

「虹」と「オーロラ」の違い

虹は太陽の光が大気中の水滴に反射して7色に見える現象で、オーロラは極域近辺で見られる大気の発光現象です。

発生するメカニズムは全く異なっています。

虹は雨上がりに発生することが多く、日本でもよく見かけます。

オーロラは極域近辺で発生するものなので、日本ではほとんど見かけることはありません。

ごく稀に北海道などで見られることはあります。

「虹」の例文

・『雨上がりの空に綺麗な虹がかかっています』
・『子どもが虹の絵を描きました』

「オーロラ」の例文

・『北欧でオーロラを観測するツアーに行きたいと思っています』
・『オーロラはとても神秘的で美しいと思います』

まとめ

虹は、太陽の光が大気中の水滴に反射して7色に見える現象です。

それに対してオーロラは、極域近辺で見られる大気の発光現象のことをいいます。

発生するメカニズムは全く異なります。

日本でよく見られるのは虹で、オーロラは南極や北極、北欧などでよく見られます。