この記事では、「日常生活」と「自立活動」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「日常生活」とは?
特別な問題などなく、美味しく食べたり、体を清潔にして寝るを繰り返す日々を「日常生活」【にちじょうせいかつ】といいます。
毎日何気なく繰り返される日々を指し、食べれば排泄して汚れた服を洗ってまた着るという生活を繰り返すのです。
また、家族と会話しながら食事したり、飼い犬や猫と戯れるのも「日常生活を潤す」ためにも取り入れられています。
「自立活動」とは?
障害者が着替えをしたり、料理を作って食べる生活ができるようにすることを「自立活動」【じりつかつどう】といいます。
元々は自立生活運動が元となっていて、地域に住む障害者が日々の生活を1人で生きられるようにするのです。
また、高齢者が買い物に出かけて料理を作る、運動して楽しむといった自立した生活を続けられるように生きられる社会にします。
「日常生活」と「自立活動」の違い
ここでは「日常生活」と「自立活動」の違いを、分かりやすく解説します。
人間が生きるうえで必要な「日常生活」ではお腹が空いたら食べる、トイレで排泄して汚れた体を風呂に入って洗います。
また、娯楽としてテレビを楽しむ、音楽を聴く、趣味を満喫するのです。
もう一方の「自立活動」はお年寄りや障害者でも日々の生活を1人で生きられるように考えた社会にします。
また、自己決定した生活を送り、介助者の力を借りつつ前向きに生きるのです。
「日常生活」の例文
・『鈴蘭の香りを日常生活に取り入れて楽しむ』
・『絵を描いて芸術を楽しみ、日常生活を満喫させる』
「自立生活」の例文
・『近所に住む80代の高齢者は自立生活を目指す』
・『障害者が援助してもらって自立生活する』
まとめ
「生活」を使っていますが、「日常」と「自立」の違いによりまた意味が変ってきます。
使い方に目を向けて、自分なりに使いこなしてみるといいでしょう。
