「すると」と「そして」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「すると」と「そして」の違いとは?言い換え

この記事では、「すると」「そして」の違いを分かりやすく説明していきます。

「すると」とは?

するとは「そうすると」と同じニュアンスをもつ接続詞です。

例えば「新しくできたショッピングセンターに行きました。

すると親戚に出会いました」
と使います。

ある行動をした時の変化、状況をあらわす言い方です。

「そして」とは?

そしては「そうして」と同じような解釈ができます。

こちらも良く使う接続詞のひとつです。

ある行動を取って、加えてもうひとつの行動を取る時に使います。

「午前中は犬の散歩に出かけました。

そして午後は家で漫画を読んでいました」
がその例です。

時の流れをあらわす接続詞である行動をおこない、続けて何かをおこなう時に取り入れられています。

「すると」と「そして」の違い

「すると」「そして」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも2つの文章をつなぎ留める、接続詞として重要な役割をしています。

「すると」は理科の実験や、料理のレシピを教える時に活用できる日本語です。

ある行動をおこない、その行動によって別の何かが起きることを示しています。

一方で「そして」は前に取った行動、後ろに取った行動を続けて述べる時に使いやすいです。

ただ「すると」「そして」はお互いを入れ替えても意味が通じる文が多く、日本人でも線引きが難しい表現です。

練習を積みながら、ニュアンスの差を学びましょう。

「すると」の例文

・『みそ炒めにすると、とてもジューシーで美味しいです』
・『スピードを上げて直進すると、横からパトカーが出てきました』

「そして」の例文

・『給食を食べました。そして食べた人から、後片付けをしました』
・『3月まで日本の学校で過ごし、そして4月からアメリカに留学しました』

まとめ

「すると」「そして」の違いを解説しました。

非常に似ている言葉の差を知って、明日のコミュニケーションに活かしてください。