この記事では、「打ち上げ」と「懇親会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「打ち上げ」とは?
「打ち上げ」とは大きな仕事やイベントを終わらせた後に行われる宴会です。
元々は相撲や演劇などの興行が終わることを指していましたが興行の成功を祝う宴を指すようになり、興行以外でもある程度大きな仕事やイベントが一段落した時に開く宴会を指すようになりました。
そのため参加する人数はその仕事に関わった人数に左右されます。
「懇親会」とは?
「懇親会」とは親交を深めるために行われる会合です。
参加者同士が友誼を結び仲を深めるために行われるもので、すでに友好的な関係にある人達がより仲良くなるのも目的の一つですが、今まで関わりがなかった人と仲良くなる切掛を作るというのも大切な目的となります。
そのため少数の会合になることもあれば、複数の企業の人間が集まるような大きなパーティーになることもあります。
「打ち上げ」と「懇親会」の違い
「打ち上げ」と「懇親会」の違いを、分かりやすく解説します。
ある程度大きな仕事が終わったことを祝う宴会が「打ち上げ」で、参加者同士の親交を深める会合が「懇親会」です。
「打ち上げ」は仕事を通して知っている人同士の集まりになりますが、「懇親会」では自分の知らない人が参加することもあるどころかそういった人と仲良くなることが重要な集まりになります。
「打ち上げ」の例文
・『プロジェクトチームでの打ち上げが開かれる』
・『大仕事が終わった後の打ち上げは気分がいい』
「懇親会」の例文
・『親会社の開く懇親会にお呼ばれする』
・『懇親会で知り合った企業と提携を結んだ』
まとめ
「打ち上げ」は同じ仕事に関わった人達で仕事の終了を祝うのに対し、「懇親会」は仲良くなるための会合なので仲が良くない以前に会ったことのない人が参加していることも多いという、目的と参加者の違いが大きな違いです。
「打ち上げ」は一緒に仕事をして仲良くなった人との会合で、「懇親会」は逆に一緒に仕事をするために仲良くなるための会合と考えるといいでしょう。
