「期間」と「会期」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「期間」と「会期」の違いとは?言い換え

「期間」「会期」はいずれも「期」という漢字が用いられた熟語ですが、意味が異なるため区別して使うことが必要です。

この記事では、「期間」「会期」の違いを分かりやすく説明していきます。

「期間」とは?

「期間」「きかん」と読む言葉で、「特定の日時から別の日時に至るまでの間」を意味します。

漢字の「期」には「区切りのある一定の期間」「定められた日時」「決める」「願う」といった意味があり、「間」には「二つのものや時点の間」「隔たり」「隙間」などの意味が含まれています。

「会期」とは?

「かいき」と読む「会期」は、「会合や集会などがおこなわれる時期または期間」もしくは「国会や地方公共団体による議会が活動する期間」という意味がある言葉です。

「会」「出会う」「集まる」「寄り合い」といった意を示し、「期」「区切りのある一定の期間」「定められた日時」「決める」などを表します。

「期間」と「会期」の違い

「期間」「会期」の違いを分かりやすく解説します。

「期間」「ある日時から別の日時に至るまでの間」を意味し、一定の日数や週数、月数、年数などを示す際に使用します。

仕事や行事、契約など多岐にわたる分野で用いられています。

一方、「会期」「集会などがおこなわれる期間や時期」または「国会や地方公共団体による議会が活動する期間」を意味し、やや限定的な意味合いを持つ言葉といえます。

「期間」の例文

「期間」「〜の期間」「期間を延長する」のように用います。

また、他の言葉と組み合わせて使用するケースもあります。

・『夏休みの期間だけアルバイトを掛け持ちする』
・『商品の売れ行きが良いため、販売期間を延長することになった』
・『仕事のため外国で長期間暮らす』

「会期」の例文

「会期」「〜の会期」「会期中」のように使われます。

日常生活で使用する機会は少ないかもしれません。

・『通常国会の会期は150日間で、延長は1回までとなっている』
・『その問題については、いま会期中の議会で議論されるはずだ』

まとめ

「期間」「特定の日時から別の日時に至るまでの間」を示し、「会期」「集会などがおこなわれる時期または期間」「国会や地方公共団体による議会が活動する期間」を示します。

双方の意味や使い方を理解して、場面に合わせて使用してください。