「気さく」と「気軽」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「気さく」と「気軽」の違いとは?言い換え

この記事では、「気さく」「気軽」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「気さく」とは?

悩むことなく、とてもさっぱりしている性質を「気さく」【きさく】といいます。

拘ることなく、初対面の人と会話でき、行動を共にする人を指すのです。

親しみやすいので話しやすく、遊べるのも良いところになります。

使い方としては、上司は年齢を気にせず、会話ができるほど「気さくな人だ」と褒めるのです。

それほど緊張せず、肩の力を抜いて話せる人柄を伝えます。

「気軽」とは?

気がとても楽な状態であることを「気軽」【きがる】といいます。

行動がとても楽にできるので苦労もなく、相手と一緒に参加できるのでいいと思う状況で使われているのです。

使い方としては、「気軽に使える電動ばさみ」といかにすぐ初心者でも使えるか伝えられます。

このように、気兼ねなく行動を共にできたり、面倒な手順もなく使える物であるか伝えるのです。

「気さく」と「気軽」の違い

ここでは「気さく」「気軽」の違いを、分かりやすく解説します。

気取らず、とても話しかけやすい人柄を「気さく」といいます。

高齢者でも年下が話しかけやすい雰囲気があり、別け隔てなく話しを聞く体勢ができているのです。

もう一方の「気軽」は、簡単にできる物であるか、話しかけやすい人か伝えられます。

この2つの大きな違いは、「気さく」に会話ができる人の性質を指しますが、「気軽」が行動を気兼ねなく簡単にできる者を指す言葉です。

「気さく」の例文

・『50歳の上司でも部下が気さくに話しかけやすい』
・『ご近所の奥様は気さくで悩みを相談しやすい』

「気軽」の例文

・『気軽に乗れる自転車を買い、子供の送迎で使う』
・『気軽に行ける教室を探し、三味線を習いに行く』

まとめ

「気」を使ってはいますが、どのような人を指すかに違いがあります。

自分なりに違いを見つけて、使い分けてみるのもいい学習方法になるでしょう。