この記事では、「潰す」と「切る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「潰す」とは?
足で踏み、平らな形にすることを「潰す」【つぶす】といいます。
例えば、正方形の箱に上から強い力を加えて、平たくしたり、大きなものを小さくする行為を指すのです。
このような行為によりその物の機能性を失わせて、ゴミとして破棄しやすくします。
このような意味から、敵対関係である会社を「潰す」ため力をかけては倒産に追い込むのです。
「切る」とは?
物を細かくして、食べやすくする行為を「切る」【きる】といいます。
例えば、きゅうりを輪切りにして酢に漬けやすくしたり、細かくみじん切りにして調味料と絡みやすくするのです。
使い方としては、「鉄棒を切る」と用途に合わせて小さく切っていきます。
このように、紙や紐、布、鉄を切って形作っては小分けにして売るのです。
「潰す」と「切る」の違い
ここでは「潰す」と「切る」の違いを、分かりやすく解説します。
物を小さく、平たい状態にしてゴミに捨てたり、リサイクルに出すといった行為を「潰す」といいます。
また、食材を潰して絡めやすくする、香りを出すといった行為を指すのです。
もう一方の「切る」は大きな物を用途に合わせて使うとき使われている行為になります。
裁断という意味もあり、作る服に合わせて切っていく場合もある行為を指すのです。
この2つの大きな違いは、「潰す」が上から物に力を加えて平たくするのと、輪切りや千切り、みじん切りといった料理によって切り方を選ぶところが違います。
「潰す」の例文
・『飴にするため収穫した杏子をしっかり潰す』
・『家具を潰す力が必要なため、機械を使う』
「切る」の例文
・『大木を切るときは周囲に建物がないか確認する』
・『30日間塩に漬けた太い大根を一口大に切る』
まとめ
手や道具を使って小さくする行為を指しますが、どのような形にするかその違いを比較することが大事です。
実際に体験してみれば異なる点が見えてくるでしょう。