「柔らかい」と「しなやか」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「柔らかい」と「しなやか」の違いとは?言い換え

この記事では、「柔らかい」「しなやか」の違いを分かりやすく説明していきます。

「柔らかい」とは?

柔らかいとは、物の状態などがふんわりとしていてかたくないことをいいます。

「柔らかいパン」といった使い方をします。

また、穏やかに感じることを柔らかいと表現することもあります。

「言葉が柔らかい」といったりします。

優しいといったニュアンスが含まれることもあります。

「しなやか」とは?

しなやかとは、弾力があってよくしなうことをいいます。

「しなやかな足腰」といった使い方をします。

また、動きや様子が穏やかで優美なことをしなやかということもあります。

「しなやかな身のこなし」といったりします。

この場合には、しとやかといったニュアンスも含まれます。

「柔らかい」と「しなやか」の違い

柔らかいもしなやかも物の状態を表す言葉で、しなやかの方が柔らかいよりも弾力があることを表しています。

また、柔らかいは言葉や態度などを表す時に用いられますが、しなやかは動作を表す時に用いられることが多いです。

「柔らかい」の例文

・『とても柔らかいお肉なので、口の中でまるでとろけるようです』
・『あなたは口調がきついので、もう少し柔らかい表現にするように気を付けてください』
・『柔らかい毛布にくるまれた息子は、その場ですぐに眠ってしまいました』

「しなやか」の例文

・『柳の枝はとてもしなやかなので、どんなに強い風が吹いても折れてしまうことはありません』
・『彼女はレストランのホールでテキパキと働いており、身のこなしもとてもしなやかです』
・『しなやかな体を作るのにヨガとピラティスはとても役立ちます』

まとめ

柔らかいもしなやかも物の状態を表す言葉です。

ふんわりとしていてかたくないのが柔らかいで、弾力があってしなうのがしなやかになります。

柔らかいは言葉や態度などを表しますが、しなやかは動作などを表すことが多いです。