「だいぶん」と「だいぶ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「だいぶん」と「だいぶ」の違いとは?言い換え

この記事では、「だいぶん」「だいぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「だいぶん」とは?

かなりの部分まで」という意味で使用される言葉です。

割合で考えると、過半数以上だと言えますが、人によって捉え方が異なるため、会話の中で明確にした場合は、あまり使用されないと考えられます。

また、「だいぶん」という言葉は、「ほとんど」と同じような意味でも使用することが可能です。

「だいぶ」とは?

多くの部分やかなりの程度という意味で使用される言葉です。

割合で考えると100%にかなり近づく所まできているという印象を与えられます。

また、「だいぶ」という言葉は、「相当」と同じような意味でも使用することが可能です。

「だいぶん」と「だいぶ」の違い

「だいぶん」「だいぶ」の違いを、分かりやすく解説します。

「だいぶん」「だいぶ」は、共に、「大分」と書き、かなりの部分、かなりの程度などのような意味で使われる言葉です。

しかし、ニュアンスや使い方には少し違いがあります。

一般的には、「だいぶ」の方が標準語としてよく使われ、「だいぶん」の方が方言や文学的な響きがあります。

また、「だいぶ」は副詞としても形容動詞としても使えますが、「だいぶん」は副詞としてしか使えないと言えるでしょう。

「だいぶん」の例文

・『ジーンズの馴染み具合が、だいぶん良い感じになってきました』
・『だいぶん酔ってきたので、そろそろ家に帰ろうと思います』

「だいぶ」の例文

・『彼の家はだいぶ遠いので、今から帰ると0時をこえることは間違いないだろう』
・『思えば、だいぶ遠くまでやってきたが、自分の夢はまだまだ先にある』

まとめ

「だいぶん」「だいぶ」の違いは、イメージとして「だいぶん」の方が素朴に聞こえますが、基本体には同じような意味で使用されます。

しかし、その中で使い分けがあるので、その場面に合った言葉を選択するようにしましょう。