この記事では、「ダントツ」と「断トツ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダントツ」とは?
断トツをカタカナで言い表すのが「ダントツ」です。
元々は断然トップ【だんぜんトップ】の断とトツを掛け合わせた言葉でした。
使い方としては、「彼は学年でダントツ頭が良い」といった言い方すれば、他にいないほどかなり頭脳が良いと伝えられます。
また、「兄はダントツ足が速い」といかに凄いか伝えられるのです。
このように、他の人や他店よりも優れていると軽い口調で伝えるとき使います。
「断トツ」とは?
「ダントツ」を漢字で表すとき「断トツ」【だんトツ】といいます。
誰よりも飛びぬけて運動神経が良い、頭脳がキレるといった場面で使うのです。
使い方としては、「断トツで駅前の食堂は美味しい」と他店よりも味が良いと伝えられます。
また、「青森の林檎は断トツで甘い」と他よりもお勧めだと伝えられる言葉です。
このように、特別であったり、1番凄いと思える人や物を伝える際に使われています。
「ダントツ」と「断トツ」の違い
ここでは「ダントツ」と「断トツ」の違いを、分かりやすく解説します。
断然トップである人に対して使う言葉が「断トツ」であり、2位よりもかなり出来が良く、優秀であると伝えられる言葉です。
「ダントツ」はこの「断トツ」をカタカナにしたもので、少し軽い口調で伝えるとき使われています。
「断トツ1位」といった言い方して、いかに周囲とは幅を広げるほど優秀であるか伝えるとき使いますが、「彼らの成績はダントツで最下位」とレベルが1番下であるとも言えるのです。
「ダントツ」の例文
・『ダントツで弱い団体だったが、努力して上位に君臨した』
・『試合に出場した彼らはダントツで高得点を打ち出した』
「断トツ」の例文
・『日本の選手が断トツ1位で好成績を打ち出す』
・『銀座の一等地が断トツで高額な高値で売れた』
まとめ
読み方は「だんとつ」と同じ言い方しますが、カタカナか漢字で表記する違いにより使い方が異なります。
どのようなとき使えばいいか具体的に学べば、使い方が分かってくるでしょう。