この記事では、「レモンエキス」と「果汁」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レモンエキス」とは?
「レモンエキス」とはレモンから抽出したエキスです。
動植物などを水やアルコールに浸すと、その成分が水やアルコールに抽出されて移ります。
この抽出された成分を濃縮したものがエキスです。
レモンエキスの場合レモンのもつ酸味や柑橘類ならではの香気を抽出し、それを濃縮したものを指します。
レモンという果物から直接汁を絞っているわけではありませんが、成分を抽出し濃縮していることから、場合によってはより鮮烈にレモンの成分が感じられることもあるでしょう。
「果汁」とは?
「果汁」とは果物から採取された汁です。
果物を圧搾すると果物に含まれる水分が搾り取られて出てきます。
この出てきた水分が果汁です。
果物の中を巡っている水分はただの水ではなく、その果物が持つ様々な成分を含んでいます。
そのため果肉を食べた時に感じる味や香りは、果肉を絞った果汁からも同じように楽しめるでしょう。
果物から直接搾り取った汁なので、混じり気のない果物の味を楽しめます。
「レモンエキス」と「果汁」の違い
「レモンエキス」と「果汁」の違いを、分かりやすく解説します。
レモンから抽出し濃縮した成分が「レモンエキス」で、果物の水分を搾り取ったものが「果汁」です。
「レモンエキス」は水やアルコールによって成分を抽出し更に濃縮しているので、成分の強さや比率が果物そのものとは違ってきます。
それに対して「果汁」は果物から直接搾り取ったものなので、成分も天然のままであり味のバランスも変わりません。
まとめ
「レモンエキス」は成分を抽出したもので、「果汁」は果物から直接水分を搾り取ったものというのが違いです。
果汁は水分をそのまま搾り取ったものだけに味や香りのバランスが自然に近いものを楽しめますが、レモンエキスは抽出と濃縮という人為的な工程が含まれる分自然なバランスからは外れやすいものの、場合によっては果物が持つ要素を通常より強く鮮烈に感じさせる事もできるメリットを持ちます。
