この記事では、「ほっこり」と「ほんわか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ほっこり」とは?
冷えた心が癒されたことで、あたたまる状態を「ほっこり」といいます。
1人でいると寂しいと感じる気持ちが人の優しさに触れてあたためられたとき、「ほっこり」する気持ちになったと伝えられるのです。
それだけ心が和み、穏やかになれた状態であると伝えられます。
使い方としては、「家族が揃ってほっこりする」と愛する者に囲まれたとき、幸せな気持ちになったと伝えられるのです。
「ほんわか」とは?
柔らかな物に包まれた気持ちになることを「ほんわか」といいます。
それまでは殺伐としていた空気が漂っていたのに、素敵な言葉で気分がいい方向に向かい、和んではそこにいるみなが幸せな気持ちになった状態を指すのです。
使い方としては、「日差しがほんわかして心が癒される」と嫌なことも忘れられて、とてもなごんだ気持ちを伝えられます。
「ほっこり」と「ほんわか」の違い
ここでは「ほっこり」と「ほんわか」の違いを、分かりやすく解説します。
心からあたたまり、優しい気持ちになることを「ほっこり」といいます。
「ほっこりした布団」といった使い方もできるほどぬくもりが感じられる暖かな掛け布団であるか伝わるのです。
もう一方の「ほんわか」は、心からなごんだ様子を表し、自分の気持ちがとても落ち着いているか伝えられます。
「ほっこり」は1人でいるときの雰囲気を伝えますが、「ほんわか」は複数の人といるときの空気感を表す言葉です。
「ほっこり」の例文
・『愛する猫を抱いていると気持ちがとてもほっこりする』
・『弟は出会い系サイトでほっこりした女性を探す』
「ほんわか」の例文
・『大好きな兎に囲まれて、ほんわかした空気感に包まれた』
・『週末は仕事を忘れて、緑の多い郊外でほんわかしたい』
まとめ
2つとも雰囲気を表しますが、どういった感じかに注目して、自分なりにうまく使いこなしてみるといいでしょう。