この記事では、「セミナー」と「研修」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セミナー」とは?
セミナーとは、特定のテーマに興味や関心を持つ人を集めて行うイベントのことをいいます。
英語のseminarをそのまま日本語読みした言葉ですが、元々はドイツ語のゼミナールが語源です。
元々は講師などの指導者が、少人数に対して行う講習会や研修を指していました。
セミナーの内容は様々で、主催者がテーマや形式を決めます。
講師が話をする形式もありますし、ディスカッションを行う形式もあります。
また、ワークショップ形式のセミナー等もみられます。
「研修」とは?
研修とは、従業員が業務上必要なスキルを習得するために行う勉強会や講習のことをいいます。
社内で行われる社内研修もありますし、社外にアウトソースして行う社外研修もあります。
また、その内容も色々あり、新人教育を行う新人研修やキャリアップのための研修、管理職向けの研修、安全教育を行うための研修など様々です。
「セミナー」と「研修」の違い
セミナーも研修も新しい知識を身につけたり、スキルを習得したりするために行うものです。
セミナーは自発的に参加するものですが、研修は強制的に参加させられるものになります。
「セミナー」の例文
・『セミナーの開催を案内するメールを出しておきました』
・『来週行われるセミナーに参加する予定です』
・『ディスカッション形式のセミナーだったので、活発な意見交換ができました』
「研修」の例文
・『管理職向けの研修を行いますので対象者は必ず参加してください』
・『従業員全員にセクハラやパワハラについての研修を実施したいと思います』
・『新人研修が終わったら新たな部署に配属されることになっています』
まとめ
セミナーも研修も知識やスキルを身につけるために行われるものです。
セミナーは自主的に参加するものですが、研修は必ず参加しなければなりません。