この記事では、「雑費」と「修繕費」の違いを分かりやすく説明していきます。
「雑費」とは?
「雑費」は「ざっぴ」と読みます。
「雑費」は、「主要な用途以外のこまごました費用のこと」です。
また「雑費」には「一つの部類にまとめられない、種々雑多な費用のこと」です。
確定申告をする時などに、費用をまとめますが、「光熱費」や「通信費」などと明確な分類ができないようなものを「雑費」と呼びます。
「修繕費」とは?
「修繕費」は「しゅうぜんひ」と読みます。
「修繕費」は、「壊れたり悪くなったりしたところを繕い直すための費用」という意味があります。
例えば、家を購入してから年月が経つと、様々な場所に悪いところが出てくるため、修繕しますが、そのお金を「修繕費」と呼びます。
「雑費」と「修繕費」の違い
「雑費」と「修繕費」の違いを、分かりやすく解説します。
「雑費」は、「主要な用途以外のこまごました費用のこと」です。
一方の「修繕費」は、「壊れたり悪くなったりしたところを繕い直すための費用」という意味があります。
このように、どちらも何かにかかる費用を意味する言葉という共通点がありますが、その用途に違いがあります。
使った費用を、明確に区分できない場合は「雑費」と呼び、修繕などにかかる費用を「修繕費」と呼ぶことができます。
「雑費」の例文
・ 『確定申告の書類作りで、雑費の計算がいちばん大変だ』
・ 『何をするにも、思ったより雑費がかかる』
「修繕費」の例文
・ 『屋根が壊れたため、修繕費が必要だ』
・ 『安く古い家を買ったら、修繕費がかさんでしまった』
まとめ
「雑費」と「修繕費」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。