「日記」と「手記」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「日記」と「手記」の違いとは?言い換え

この記事では、「日記」「手記」の違いを分かりやすく説明していきます。

「日記」とは?

日記とは、個人が毎日の出来事や感想などを記録した文書のことをいいます。

毎日欠かさず記録する場合もありますし、旅の間だけなど一定期間記録する場合もあります。

日記には文学作品として扱われるものもあり、土佐日記や蜻蛉日記、更級日記などが有名です。

また、近年はブログやSNS等インターネット上で日記として扱われるものもあります。

「手記」とは?

手記とは、自分で書き記すことやその文書のことをいいます。

自分が経験したことや思ったこと、考えたことなどを文書にしたものを指しています。

日々の出来事を綴ったものではなく、特定の事件や大きな出来事などについて書き綴ったものを指すことが多いです。

「日記」と「手記」の違い

日記も手記も、個人が自分の身に起きたことや感想などを書き綴った文書をいいます。

日々の出来事を記録したものを日記と呼ぶことが多く、特定の出来事や事件について記録したものを手記と呼ぶことが多いです。

本来は自分で書き記したものはすべて手記なので、日記も手記に含まれます。

「日記」の例文

・『今年は毎日日記をつけようと日記帳を買ってきたけれど、2週間で挫折してしまいました』
・『遺品整理をしていたら亡くなった母の古い日記が見つかりました』
・『アンネの日記を読んでとても感動しました』

「手記」の例文

・『冤罪事件の被害者となった男性が手記を出版しました』
・『闘病の記録を綴った手記を読み私も頑張らなければいけないと勇気が湧いてきました』
・『妻に不倫された夫の告白手記はちょっと切なく悲哀に満ちていました』

まとめ

日記も手記も個人が自分の体験や感想などを書き綴ったものをいいます。

日記は日々の出来事を中心に書き綴っていることが多いのに対し、手記は特定の事件や出来事について書き綴っていることが多いです。