この記事では、「味方」と「身方」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「味方」とは?
自分と同じ部に所属しては危険な状況になると助けてくれる人を「味方」【みかた】といいます。
敵対する者の反対の人を指し、争いが起きれば自分の方について援護してくれるのです。
このような人を「頼れる味方」といって頼りにします。
それほど「心から頼れる味方」は自分を支持してくれる頼れる存在になるのです。
「身方」とは?
親族関係である相手を「身方」【みかた】といいます。
自分側に引き入れては支援する人を指し、天皇を守る軍をついては敵が攻めて来ないように朝廷側について戦うのです。
同じ釜の飯を食い、日々の訓練を共にするいわば家族のような親しい「御方」の人という意味でも使われています。
このように、「身方」と共に助勢しては自分側を勝利に導くのです。
「味方」と「身方」の違い
ここでは「味方」と「身方」の違いを、分かりやすく解説します。
憎しみ合う相手といざこざが起きたとき、自分側へついて援護する人を「味方」といいます。
対立する相手とぶつかり合うときは、一緒になって戦ってくれるので頼もしい「味方」になるのです。
ただ、どちらの「味方」にもならない人もいて、人によっては状況により心が変る場合もあります。
もう一方の「身方」は対立している間に入って自分の方につき、応援してくれる血縁関係の者を指すのです。
それだけ強く支持してくれる者を指し、話を理解します。
「味方」の例文
・『心から自分を心配してくれる味方には、何でも話せる』
・『結果を出せない部員の味方になる顧問は頼れる』
「身方」の例文
・『財産を失った私に唯一身方してくれたのは義父だった』
・『葬式に現れた身方の素性を調べるため、探偵を頼った』
まとめ
自分の方についてくれる人を指しますが、「味」と「身」の違いにより使い方に違いが出てきます。
この違いを調べて、比較してみるのもいい学習するといいでしょう。