この記事では、「感情的」と「思考的」の違いを分かりやすく説明していきます。
「感情的」とは?
「感情的」とは、気持ちのまま、感情のままに発言したり、態度を取ることです。
「感情的なもの言い」「感情的な性格」などと言われる場合、短気なイメージや、イライラしているようなイメージで言われることが多く、あまり良い印象を持たれない言葉です。
「感情的」は、感情をむきだしにしているという意味で使われる以外に、「感情的な障壁」ということで、感情面で妨げるものがあるというような意味で使われることもあります。
「思考的」とは?
「思考」は、考えることや頭を働かせること、判断したり推理したりすることなどをさします。
「思考的」という場合は、物事を考えたり、判断したり推理したりすることが得意なさまや、そのような行動をとることが多いことを指します。
「感情的な人と思考的な人」ということで、正反対の性格であることを示す時にも使われています。
「感情的」と「思考的」の違い
「感情的」と「思考的」の違いを、分かりやすく解説します。
「感情的」は、感情のままに行動しますので、頭で考えるよりも心で感じたそのままで行動します。
しかし「思考的」の場合は、感情はあるものの、それを抑えたり、一度頭で考えてから、その場で取る行動としてより良いものを選び動くことができます。
「感情的」の例文
・『彼女はとても感情的で、辛いとすぐに泣き出してしまう』
・『いつも感情的な先生で、すぐに怒り出す』
「思考的」の例文
・『思考的外向の人は、外からの知識や他人の考えをもとに思考しやすい』
・『思考的内向の人は、自分の内側にある考えで思考を巡らせる』
まとめ
「感情的」と「思考的」の違いをお伝えしました。
「感情的」と「思考的」は正反対の意味がある言葉です。
そのため、違いを理解して使い分けするようにしてください。
「感情的」は、感受性が豊かなという印象があり、「思考的」の場合は、冷静なイメージという印象があります。