この記事では、「カラメル」と「キャラメル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カラメル」とは?
水にグラニュー糖を入れて火にかけて、透明な色から褐色になるまで焦がして作るのが“caramel”「カラメル」です。
プリンの上にかけて変化を味わったり、焼き菓子やムースに独特な香りをつけるときも使われています。
色は褐色を活かして、白いお菓子との調和を楽しめるソースになるのです。
少しとろっとしていますが、プリンや焼き菓子と幅広く合い、馴染む液体タイプに仕上げます。
必要とする量としては35mlの水に対してグラニュー糖を70g用意して、強火にかけながら色が変化していくまで加熱していくのです。
「キャラメル」とは?
生クリームにたっぷり糖を入れて火を通して作る飴が“caramel”「キャラメル」です。
口の中に入れるときは硬さがありますが、舐めているとやわらかくなり、ソフトな食感が楽しめます。
色は余計な着色などはせず、少し薄い茶色が全体的に出る理由には、生クリームを砂糖と煮詰めると独特な色に変るカラメル化が起きるからです。
アミノ酸が多く含まれているところが香ばしさをもたらし、深みがある乳製品の味が楽しめます。
噛み切れるほど柔らかい飴は普通の飴よりも濃厚な乳製品の甘みが出るのです。
「カラメル」と「キャラメル」の違い
ここでは「カラメル」と「キャラメル」の違いを、分かりやすく解説します。
いずれもポルトガルで作られていた“caramelo”【カラメロ】からきている甘い砂糖菓子を指しますが、「カラメル」には乳製品を使わず、水に糖を入れて作ったソースです。
「キャラメル」は乳製品に糖を入れて作る飴になり、口当たりが柔らかく、舌の上でほどよく溶けていくほどソフトに作られています。
ただ、どちらもじっくり加熱していく点は同じで、焦がした味と香りを違う形で楽しめるものです。
また、この2つの大きな違いは、「カラメル」は濃い褐色の液体ですが、「キャラメル」は色が少し薄めの茶で、正方形に固められています。
まとめ
どちらも色が褐色に変っていくまで火を加える点は同じですが、一緒に入れるものに違いがありますので、その点を比較してみましょう。