「気まぐれ」と「気分屋」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「気まぐれ」と「気分屋」の違いとは?言い換え

この記事では、「気まぐれ」「気分屋」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「気まぐれ」とは?

気分でころころ考え方を変える人を「気まぐれ」【きまぐれ】といいます。

例えば、考えもなく、あたり構わず投げたい方向に矢を放ったり、調子よく色々な人に挨拶するその行動を指すのです。

使い方としては、「気まぐれに店を渡り歩く」とそのときの気分で行く場所を変えるという意味でも使います。

このように、予定も予測もなくやりたいように実行する人を指すのです。

「気分屋」とは?

その時の気分により考えが変る人を「気分屋」【きぶんや】といいます。

例えば、先ほどまでは前向きな気持ちでいた人がふとやる気を失ったり、暗かった人がお菓子を貰っただけで急に明るく、前向きな行動見せるのです。

使い方としては、「気分屋な彼は急に予定を変える」といって相手を驚かせる行動を見せるため困る気持ちを伝えます。

「気まぐれ」と「気分屋」の違い

ここでは「気まぐれ」「気分屋」の違いを、分かりやすく解説します。

その場の雰囲気により気分を変えることを「気まぐれ」といいます。

まるで空のように変わる気分は周りから読みにくく、面倒で扱いにくい人と思われるのです。

もう一方の「気分屋」は考え方に一貫性がなく、何を考えているか分からない人を指します。

このような人は、先ほどまで笑っていたかと思えば急に苛立つといった気分により態度が変わるのです。

「気まぐれ」の例文

・『気まぐれな叔母は連絡もなしに食べに来る』
・『姉は気まぐれな人で、行動が予測できない』

「気分屋」の例文

・『気分屋な兄は飽き性なので、作業場では嫌われている』
・『気分屋な人と上手く付き合うには、無理に仕事させない』

まとめ

人の「気」を表しますが、少し意味に違いがあります。

どういった態度や行動を見せる人に使うか焦点を当てているか比較してみるのも勉強になるでしょう。