この記事では、「綴じる」と「閉じる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「綴じる」とは?
重ね合わせた紙などに糸を通したりすることによって、1つにまとめることを意味する言葉です。
「閉じる」とは?
開けてあったもの、開いていたものが閉まることを意味する言葉です。
「閉じる」という言葉は、開いていたものや部分を塞いでしまうことや、今まで続いたものを終わりにすることも表現すると考えられます。
「綴じる」と「閉じる」の違い
「綴じる」と「閉じる」の違いを、分かりやすく解説します。
「綴じる」と「閉じる」は、どちらも「とじる」と読む言葉ですが、使用される場面やニュアンスの違いがあります。
「綴じる」は、重ね合わせた紙などに糸を通したりすることによって、1つにまとめることを表現する際に使用する言葉です。
縫い合わせることも意味すると言えます。
その一方で、「閉じる」は、開けてあったものや、空いていたものが閉まることを指します。
また、開いていたものや部分を塞いでしまうことや、今まで続いたものを終わりにすることも意味すると考えられます。
「綴じる」の例文
・『このノートは、糸で綴じるので、その糸が切れないように注意するようにしましょう』
・『先生は夏休みの宿題を、ホッチキスで綴じるように指示しました』
「閉じる」の例文
・『彼女はこの電車が終電なので、扉が閉じる前に、勢いよく乗り込むことにした』
・『彼は寝付きがとても良いので、目を閉じるとすぐに眠りに落ちてしまい、そこからノンストップで8時間以上は寝続ける』
まとめ
「綴じる」と「閉じる」は、重なる部分や似たような意味をもつ言葉ですが、使用されるケースやニュアンスの違いがあります。
「綴じる」は、紙や布等を、糸や針金などで繋ぐことを表現する言葉です。
その一方で、「閉じる」は、開いているものをふさぐことや、物事を終わりにすることを表現する言葉だと言えるでしょう。
