この記事では、「チョコレート」と「ココア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チョコレート」とは?
「チョコレート」とは、カカオの種子を発酵したり焙煎したりして作るカカオマスにカカオバターやミルク、砂糖などを加えて練り固めたお菓子のことをいいます。
英語の「chocolate」をそのまま日本語読みした言葉で、チョコと略して呼ぶこともあります。
お菓子としてそのまま食べることもありますし、ケーキやクッキー、パンなどの材料として用いられることもあります。
「ココア」とは?
「ココア」とは、カカオの種子から作られるカカオマスからココアバターの一部を取り除いてパウダー状にしたものをいいます。
ココアパウダーそのものをピュアココア、砂糖や脱脂粉乳などを加えたものを調整ココアと呼んだりします。
ピュアココアは主にお菓子の材料として用いられており、ティラミス等がよく知られています。
調整ココアは、お湯や温めた牛乳などに溶きドリンクとして飲むのが一般的です。
「チョコレート」と「ココア」の違い
チョコレートもココアもカカオの種子から作られています。
カカオの種子を乾燥したり焙煎したりしてつくるカカオマスからココアバターの一部を取り除いたのが「ココア」で、カカオマスにココアバターや砂糖、脱脂粉乳などを加えて作るのが「チョコレート」です。
飲み物のココアのことを「ホットチョコレート」と呼ぶこともあります。
「チョコレート」の例文
・『私は甘味の少ないビターチョコレートが好きです』
・『バレンタインデーには高級チョコレートをプレゼントします』
「ココア」の例文
・『ケーキの仕上げにココアパウダーを振りかけます』
・『カフェでココアとチーズケーキを注文しました』
まとめ
チョコレートもココアもカカオの種子から作られています。
カカオマスからココアバターを一部取り除いたのが「ココア」で、カカオマスにココアバターや砂糖、ミルク等を加えたのが「チョコレート」になります。
