「定期」と「定例」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「定期」と「定例」の違いとは?言い換え

この記事では、「定期」「定例」の違いを分かりやすく説明していきます。

「定期」とは?

ある事柄が行われるそのときが決まっていること、という意味があります。

「定」はさだめる、さだまる、きめる、きまる、「期」はとき、定められた時という意味を持つ漢字です。

このことから「定期」には、決まっている時という意味があることがわかります。

毎月1回、決められた日に商品が届くことで説明をします。

ある商品の購入を申し込みしており、この商品は毎月1回決まった日に届きます。

毎月自動的に届くように申し込みをしているので、月ごとに毎回申し込みをする必要はありません。

1か月に1回、決まって商品が届けられるのです。

このような買い方を「定期購入」といいます。

またこの言葉は、「定期乗車券」の略、「定期預金」の略でもあります。

「定例」とは?

この言葉には2つの意味があります。

ひとつは、以前から決まっているやり方、習わしです。

たとえば、ある場面では祝辞を述べるのが決まりになっているといったことをいいます。

もうひとつの意味は、物事を一定の期間おいて行うと決まっていることです。

たとえば、1か月に1回、会見を行うとことにしているとします。

次の会見までに1か月と一定の期間をおいています。

このことを「定例会見」といいます。

あるときは次の会見まで1か月を空けたけれど、別のときは次の会見まで3か月空けたという場合は、一定の期間になっていないので「定例」とはいいません。

「定期」と「定例」の違い

「定期」「定例」の違いを、分かりやすく解説します。

前者はそのときが決まっていること、後者は習わしという意味合いがあります。

「定期購入」とはいいますが、「定例購入」とはいいません。

「定期購入」というと、購入する時期が決まっているという意味になります。

そのときが決まっているという意味で「定期購入」というのが一般的です。

まとめ

一方はある物事が行われる時期が決まっていること、もう一方は一定の期間をおいて行われることという意味で、それぞれ意味合いが異なります。