「事業」と「起業」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「事業」と「起業」の違いとは?言い換え

この記事では、「事業」「起業」の違いを分かりやすく説明していきます。

「事業」とは?

「事業」とは企業が営利や生産などのために継続的に取り扱う仕事です。

その企業が企業としてお金を稼ぐための手段や、何のために立ち上げられたのかという目的と言えます。

たとえばレストランであれば飲食物を客に提供することが、自動車メーカーなら自動車の製造や新しい自動車の開発が事業です。

ただし事業は一つとは限らず、今までの事業を継続しつつ新しい事業を始める企業もあります。

「起業」とは?

「起業」とは新しく事業を始めることを指します。

新しく会社を設立することを指して使われることが多いですが、それは会社を設立することはその会社が仕事やその準備を始めるということでもあり、それはつまり事業を始めることだからです。

その企業が設立されてどれだけ経っているか、すでに何らかの事業をしているか、どんな事業を始めるかも問いません。

そのため新しい会社を設立させる時以外にも、すでに何らかの事業を手掛けていた企業が新しい分野の仕事を始めるという場合にも使われます。

「事業」と「起業」の違い

「事業」「起業」の違いを、分かりやすく解説します。

その組織や企業がどのような活動を仕事としているかが「事業」で、そういった活動や仕事を始めることが「起業」です。

「事業」は組織としてどんなことをするかという仕事そのものを指している言葉ですが、「起業」はどんなことをするかという仕事そのものではなく、そういった仕事を開始することを指しています。

まとめ

組織や企業がどんな仕事をしているかを「事業」と呼び、それを組織や企業として始めることが「起業」です。

企業を始めることを指す言葉が起業だと認識している人もいますが、それは新しい起業として事業を始めているからであり、起業はすでにある企業が新しい仕事を始めることも含めるので、企業を立ち上げるかどうかは別の話だと認識しておくべきでしょう。