この記事では、「少林寺拳法」と「中国拳法」の違いを分かりやすく説明していきます。
「少林寺拳法」とは?
「少林寺拳法」の意味と概要について紹介します。
意味
「少林寺拳法」は「しょうりんじけんぽう」と読み、日本で生まれた拳法です。
戦後の混乱した状態にある若者達を正しく導く為に編み出されました。
概要
「少林寺拳法」は、日本で発祥した拳法で、創設者は「宗道臣氏」という人です。
中国拳法だけではなく、その他の武術を融合して創り上げたもので、当時は画期的かつ魅力的と言われ、多くの武術家達が身に付けていきました。
「少林寺」という名前は、中国の「崇山少林寺(すうざんしょうりんじ)」にあやかって名づけられました。
現在では日本の代表的な武道の一つになっています。
「中国拳法」とは?
「中国拳法」の意味と概要について紹介します。
意味
「中国拳法」は、中国の伝統的な武術のことです。
中国で発祥して伝えられてきた、様々な拳法のことを言います。
概要
「中国拳法」は、中国に伝わっている武術としての拳法の総称です。
「中国拳法」には数多くの流派があり、日本で知られているものに「少林拳・太極拳・酔拳・蟷螂拳(とうろうけん)」などがあります。
最も有名なのか「少林拳」で、こちらは「嵩山少林寺」というお寺の僧が、自己鍛錬と身を守る為に身に付けた拳法で、日本の「少林寺拳法」の元になっています。
「少林寺拳法」と「中国拳法」の違い!
「少林寺拳法」は、「日本で発祥した拳法」です。
「中国拳法」は、「中国に伝わる拳法の総称」です。
まとめ
「少林寺拳法」と「中国拳法」は、発祥もくくり方も全く違います。
「少林寺拳法」が中国発祥と思っていた人は、これを機に覚えておきましょう。