この記事では、「ワープロ」と「パソコン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ワープロ」とは?
「ワープロ」とは文章を作成したり編集するための機械です。
「ワードプロセッサー」の略であり、ワードは文章をプロセッサーは処理機を意味します。
直訳で文章処理機というように、ワープロは文章作成や編集の機能だけを専門にした機械です。
キーボードから文字を打ち込んだり、間違った部分を削除したり、プリンターと繋げて文章を印刷したりはできますが、総じて文章を作ることしかできません。
「パソコン」とは?
「パソコン」とは様々な計算や処理ができる個人用の機械です。
パーソナルコンピューターの略であり、パーソナルは個人用、コンピューターは計算機を意味します。
パソコンにどんな処理ができるかやどんな機能を持つかはソフトウェアに依存しており、ソフトウェア次第で様々なことが可能です。
文章を作る、数字の計算をする、音楽を流す、画像を見る、絵を描くなど、対応するソフトウェアさえあれば実に多種多様な処理が可能であり、その汎用性がパソコンの特徴と言えます。
「ワープロ」と「パソコン」の違い
「ワープロ」と「パソコン」の違いを、分かりやすく解説します。
文章を作成編集するための機械が「ワープロ」で、ソフトウェアによって様々な計算や処理をする機械が「パソコン」です。
「ワープロ」は文章を作成編集するためのものであり、他の処理をするための拡張性はありません。
しかし「パソコン」は実行できるソフトウェア次第で、文章を作成編集するだけでなく数字の計算や音楽鑑賞などなど様々な処理が可能になる拡張性があります。
まとめ
「ワープロ」は文章作成編集専用の機械で、「パソコン」はソフトによって様々なことができ、その一つとして文章作成や編集もできます。
「ワープロ」はそれしかできないけれど、「パソコン」はできることの一つでしかないというのが違いと言えるでしょう。
逆に文章作成や編集の代名詞として、「パソコン」の文章作成用ソフトに「ワープロ」という名前が使われることもあります。