「追伸」と「追記」の違いについて紹介します。
さらに「追伸」と「追記」を使った例文と意味を紹介し、解釈して行きます。
「追伸」の意味や使い方
「追伸」には、「手紙などで、本文の後にさらに書き加える文」という意味があります。
例えば、状況下学生が、実家の家族に手紙を書くことがあるかもしれません。
本文は、自分の近況や、仕送りをしてくれている両親に対する感謝などが中心になるかもしれません。
本文を書き終えた後で、書き残した内容をさらに書き加える時、「追伸」という言葉を使います。
「犬は元気にしていますか」「最近、○○という趣味を始めました」など、本文とは少し違う内容を「追伸」の後に書きます。
「追記」の意味や使い方
「追記」には「後からさらに書き足すこと、またその文章」という意味があります。
例えば、ビジネス上の取引相手に、メールを送ることがあるでしょう。
仕事に関する要件を本文に書いた後で、書き残した内容がある時、「追記」という言葉を使って、その後に文章を書きます。
例えば打ち合わせの日取りや内容を本文で書き記した後、車で来る場合の注意点について書き足す時、「追記」という言葉の後に、「駐車場を利用する場合は、前日までに連絡ください」などと、書き足します。
「追伸」と「追記」の違い
「追伸」と「追記」という言葉の違いを紹介します。
「追伸」には、「手紙などで、本文の後にさらに書き加える文」という意味があります。
また「追記」には「後からさらに書き足すこと、またその文章」という意味があります。
二つの言葉はほとんど同じ意味を持っていますが、使用する相手に違いがあります。
「追伸」は家族や友達、恋人など、親しい相手への手紙やメールに使うのに対し、「追記」は仕事上の相手に対して使うことがほとんどです。
このように、二つの言葉には、使う相手による違いがあります。
「追伸」を使った例文と意味を解釈
「追伸」を使った例文を紹介し、意味を解釈します。
「『追伸』で、気になる女性をさりげなくデートに誘う」
この例文は、書き足す部分を利用して、好意を持っている女性を、さりげなくデートに行こうと誘うという文章になります。
このように「追伸」には、「手紙などで、本文の後にさらに書き加える文」という意味があります。
「追伸」の後に、「今年の夏は、一緒に海に遊びいこう」などと書き足し、さりげなくデートに誘えるかもしれません。
「追記」を使った例文と意味を解釈
「追記」を使った例文を紹介し、意味を解釈します。
「『追記』と書いた後に、自分のスケジュールを書き記す」
この例文は、ビジネスメールの本文の後に、自分のスケジュールを書き足しておくという文章になります。
仕事相手が電話をかけてきた時に、休日で不在ということが起こらないよう、スケジュールを「追記」すると便利かもしれません。
まとめ
「追伸」と「追記」という言葉の違いについて見てきました。
同じような意味がある二つの言葉を、使う相手によって、使い分けられるようにしましょう。