この記事では、「みょうが」と「しょうが」の違いを分かりやすく説明していきます。
「みょうが」とは?
ショウガ科ハナミョウガ属の植物の一種です。
野菜として食べられています。
原産国はアジア東部、日本では5〜9月ころが多く出回る時期です。
主な産地は高知県、奈良県、秋田県で、高知県は生産量の90%ほどを占めています。
一般的にスーパーに出回っているものは、長さが親指ほど、色は赤紫色をしています。
シャキシャキとした触感と、独特のさわやかさが特徴です。
主な食べ方は、薬味、揚げ物、酢の物、汁の実などです。
ふっくらとして締まっていて、鮮やかな色とツヤがあり、花が咲いていないものがよい状態のものです。
乾燥すると香りが減っていくので、湿らせたキッチンペーパーに包んで、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存をします。
「しょうが」とは?
ショウガ科ショウガ属の一種です。
原産国は熱帯アジアで、日本では5〜9月ころに多く出回っています。
主な産地は高知県、熊本県、千葉県などです。
ピリッとした辛さとさわやかな香りが特徴です。
一般的に流通しているものは、ひねしょうがと呼ばれるもので、薬味・香辛料として主に使われています。
甘酢漬け、酢の物、しょうが湯などとしても食べられています。
ショウガオールやジンゲロールという成分が含まれていて、これらの成分には体を温める働きがあるとされています。
乾燥を防ぐために、キッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて、冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存をします。
「みょうが」と「しょうが」の違い
「みょうが」と「しょうが」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもショウガ科の植物ですが、「みょうが」はハナミョウガ属、「しょうが」はショウガ属で異なります。
また味が違います。
「しょうが」は辛味が特徴ですが、「みょうが」には「しょうが」のような辛味はありません。
薬味として使われている点は似ています。
まとめ
どちらもショウガ科の植物ですが、それぞれ属が違い、また味が異なります。