この記事では、「火の鳥」と「不死鳥」の違いを分かりやすく説明していきます。
「火の鳥」とは?
「火の鳥」は「ひのとり」と読みます。
「火の鳥」は、「手塚治虫の長編マンガで、永遠の命を持つ火の鳥をめぐる人間模様を描いた作品」を意味します。
昭和29年に発表された「黎明編」から始まる壮大な物語で、ライフワークとされています。
古代から未来、地球や宇宙など、様々な舞台で、生命とは、人間の業とは何かを描いたスケールの大きな作品です。
「不死鳥」とは?
「不死鳥」は「ふしちょう」と読みます。
「不死鳥」は、「エジプト神話の霊鳥のことで、アラビアに住み、500年に1回、自ら火中に入って焼かれて、その灰の中から若い姿で再生するもの」とされています。
「フェニックス」と呼ばれることもあります。
このことから、年をとっても、死なずに、元気に活躍するような人のことを、「不死鳥」と呼ぶことがあります。
「火の鳥」と「不死鳥」の違い
「火の鳥」と「不死鳥」の違いを、分かりやすく解説します。
「火の鳥」は、「手塚治虫の長編マンガで、永遠の命を持つ火の鳥をめぐる人間模様を描いた作品」を意味します。
一方で、「不死鳥」は、「エジプト神話の霊鳥のことで、アラビアに住み、500年に1回、自ら火中に入って焼かれて、その灰の中から若い姿で再生するもの」を意味します。
マンガの『火の鳥』に登場するのが「不死鳥」であるという共通点があります。
ただし「火の鳥」は『火の鳥』というマンガのタイトルを意味するという違いがあります。
「火の鳥」の例文
・ 『火の鳥を読むことを、人生の楽しみにしている』
・ 『火の鳥は長年にわたり、様々な雑誌に掲載された』
「不死鳥」の例文
・ 『不死鳥は、決して死ぬことがない鳥だ』
・ 『往年のスターが、不死鳥のように復活した』
まとめ
「火の鳥」と「不死鳥」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味を知り、きちんと使い分けてみてはいかがでしょうか。