「ソーサー」と「コースター」はいずれも飲み物に関連する言葉ですが、意味が異なるため区別して覚える必要があります。
この記事では、「ソーサー」と「コースター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ソーサー」とは?
「ソーサー」は英語の“saucer”が語源となったカタカナ語で、「コーヒーカップなどの下に敷く受け皿」を意味します。
上にのせるカップとセットで使うことが多く、材質もカップと同じものが使用されています。
「コースター」とは?
「コースター」は英語の“coaster”が由来となった言葉で、「コップなどの下に敷くもの」を意味します。
また、「洋酒の瓶をのせる盆」や「滑走に使われるソリ」「テーマパークなどで起伏のあるレール上を走る乗り物」といった意味も持ち合わせています。
「ソーサー」と「コースター」の違い
「ソーサー」も「コースター」も「飲み物を入れる容器の下に敷くアイテム」という意味を持つ点は共通していますが、次のような違いがあります。
「ソーサー」は「コーヒーカップやティーカップの下に敷く受け皿」を意味します。
素材は陶器や磁器で作られたものが多く、上にのせるカップとセットで販売されていることがほとんどです。
現在、「ソーサー」はティースプーンや砂糖・ミルクを置くところとして活用されています。
一方、「コースター」は「コップ敷き」を意味し、コップやグラスなどの下に敷いて使うアイテムのことを指します。
コップなどの滑り止めのほか、冷たいドリンクの結露を吸収したり、テーブルにシミがつくのを防いだりする役割があります。
「コースター」は布やコルク、紙など様々な素材で作られ、使い捨てのものも流通しています。
なお、「コースター」は上記の他に「洋酒の瓶をのせる盆」「滑走用のソリ」「遊園地などで起伏のあるレールを走る乗り物」などの意味も含んでいます。
まとめ
「ソーサー」は「コーヒーカップなどの下に敷く受け皿」を示し、「コースター」は「コップなどの下に敷くもの」を示します。
「コースター」に他の意味が含まれていることも併せてチェックしておきましょう。
ぜひ食器に関する言葉の違いを知る参考にしてください。