この記事では、「炊き込みご飯」と「釜飯」の違いを分かりやすく説明していきます。
「炊き込みご飯」とは?
「炊き込みご飯(たきこみごはん)」とは、米に野菜や肉類、魚貝類、きのこ類、またはナッツ類などを加え、調味料で味を付けて炊き上げた米飯料理のことを意味しています。
一般的には塩、醤油、酒、出汁(だし)などで味付けをします。
「炊き込みご飯」は「五目ご飯」や「五目飯」とも言います。
また、関西では「加薬ご飯(かやくごはん)」、「かやくめし」、「色ご飯」などと呼んでいます。
「釜飯」とは?
「釜飯(かまめし)」とは、一人用の小さい釜に、米に醤油やみりんなどの調味料を加え、その上に肉類や野菜、キノコなどを乗せて炊き込んだ米飯料理のことを表しています。
また、「釜飯」には羽釜式の鉄釜や、土鍋型の陶器の釜などが用いられています。
さらに、「釜飯」は昔から、駅弁としても人気があります。
「釜飯」を食べ終わった後の釜は再利用が可能です。
釜を持ち帰れば、自宅で調理する時に利用できます。
「炊き込みご飯」と「釜飯」の違い
「炊き込みご飯」と「釜飯」の違いを、分かりやすく解説します。
「炊き込みご飯」と「釜飯」はどちらも、米に調味料と具材を入れて炊き込んだ米飯料理です。
「炊き込みご飯」は食べる時に飯碗によそいますが、「釜飯」はそのまま食します。
「釜飯」は一人用の釜で作り、釜が飯碗の代わりも果たしています。
「炊き込みご飯」と「釜飯」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「炊き込みご飯」と「釜飯」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「炊き込みご飯」と「釜飯」は米に調味料と具材を入れて炊き込んだ米飯料理です。
「炊き込みご飯」は飯碗によそってから食べますが、「釜飯」は釜のまま取り分けずに食します。
「炊き込みご飯」と「釜飯」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。
