「逓信」と「通信」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「逓信」と「通信」の違いとは?言い換え

この記事では、「逓信」「通信」の違いを分かりやすく説明していきます。

「逓信」とは?

「逓信」「ていしん」と読みます。

「逓信」は、「順次に取り次いで、音信を伝えること」です。

情報や手紙などを、ある場所からある場所に伝える行為を「逓信」と呼びます。

例えば、家族にハガキを出す時、ハガキを自分で届けずに、郵便局に預けます。

郵便局が、ハガキを家族のもとに届ける行為が、「逓信」となります。

かつて、電話や郵便を担当した国の機関のことを「逓信省」と言ったのもそのためです。

「通信」とは?

「通信」「つうしん」と読みます。

「通信」は、「手紙などで、自分の意志や様子などを他人に伝えること」です。

例えば、新聞社などから派遣されて、各地の情報を本社に伝える人を「通信員」と呼ぶことがあります。

また「手紙などの便りやしらせのこと」「通信」と呼びます。

また、「通信」には、「郵便や電信、電話などによって、情報を伝達すること」です。

例えば、電話で家族と話をするような場合、「電話で家族と通信する」と表現することができます。

「逓信」と「通信」の違い

「逓信」「通信」の違いを、分かりやすく解説します。

「逓信」は、「順次に取り次いで、音信を伝えること」です。

一方の「通信」は、「手紙などで、自分の意志や様子などを他人に伝えること」です。

どちらも「情報などを伝える」という共通の意味があります。

「逓信」「一方通行」なのに対して、「通信」「双方向が可能」という違いがあります。

「逓信」の例文

・ 『かつては逓信省が、郵便や電話サービスを取り仕切っていた』
・ 『逓信によって、情報がスムーズに伝達される』

「通信」の例文

・ 『通信衛星を打ち上げて、遠くの街に電波を届ける』
・ 『通信カラオケを楽しむ』

まとめ

「逓信」「通信」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の違いを知ることで混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。