この記事では、「以下」と「未満」の違いを分かりやすく説明していきます。
「以下」とは?
「以下」の意味と使い方について紹介します。
意味
「以下」は「いか」と読み、「基準となる数値を含んで、そこから下の範囲のこと」という意味です。
「20歳以下」と言えば、「20歳の人」は含まれることになります。
使い方
「以下」は形容動詞で「以下だ・である」と使ったり、「以下4名」「以下同文」など、前に説明があり、その後に続くものを表す言葉として使います。
「以」は「~より」という意味で、「下」は「度合いが低いこと」という意味です。
「~以下」と言った場合「基準となる数値より低いもの」で、基準値から下のものは全て対象になるのです。
「未満」とは?
「未満」の意味と使い方について紹介します。
意味
「未満」は「みまん」と読み、「ある一定の数値に達していないこと」という意味です。
「20歳未満」と言えば、「20歳の人」は含まれません。
使い方
「未満」は形容動詞で、「未満だ・である」と使ったり、「友達以上恋人未満」などと比較する意味で使います。
「未」は「まだ?ない」という意味で、「満」は「足りないこと」という意味です。
「~未満」と言った場合「基準となる数値にまだ足りないもの」で、基準値に達しないものが対象になります。
「~になっていない」と言い換えると分り易いでしょう。
「以下」と「未満」の違い!
「以下」は、「ある基準となる数値を含んで、そこから下の範囲のこと」です。
「未満」は、「有る基準となる数値を含まず、それより下の範囲のこと」です。
まとめ
「以下」と「未満」は、数学の問題でも出題されることがあります。
法律やルールを理解する上でも重要になるので、違いを覚えておきましょう。