この記事では、「衝激」と「衝撃」の違いを分かりやすく説明していきます。
「衝激」とは?
「衝激」は、以下で解説する「衝撃」の誤字として見掛けることがあります。
つまり、間違った言葉で、日本語にこのような漢字表現は存在しません。
一部のアニメ作品で、この「衝激」とタイトルに使ったものがありますが、当て字であり、そのような言葉があると考えないように注意してください。
「しょうげき」と読むと解釈できますが、スマホなどでそこから漢字変換をしても、この「衝激」とは出てこないでしょう。
「衝撃」とは?
「衝撃」は、激しい刺激という意味になる言葉です。
「自動車とぶつかり、激しい衝撃だった」といったように、物理的なそれについて使われるだけでなく、「その美しさに衝撃を受けた」のような使い方もできる言葉です。
尚、先の間違いになる「衝激」は、中国語では「何かにぶつかること」といった解釈になります。
その意味もこちらの「衝撃」に含まれている為、その意味にしたい場合でも、「衝激」とする必要はなく、日本語ではこちらの正しい「衝撃」の方を使ってください。
「衝激」と「衝撃」の違い
「衝激」と「衝撃」の違いを、分かりやすく解説します。
「衝激」は、「衝撃」の誤字なので、特に覚える必要はありません。
漢字変換でも、「しょうげき」からすぐに出てくることはないので、無理に使うこともないでしょう。
「衝撃」は、物理的な刺激、または心に刺さるような刺激という意味にもなる言葉で、「何かにぶつかって衝撃を受けた」、「初めて見る内容なので、とても衝撃的だった」などと、それほどの刺激だったという解釈で広く使うことができます。
まとめ
「衝激」と「衝撃」は、このような言葉です。
「衝激」は、言葉というより、単に誤字になります。
口語で使う分はこちらを思い浮かべていても分かりませんが、記述する際にはきちんと「衝撃」と使ってください。