職業で「セラピスト」と「カウンセラー」にはどの様な違いがあるのでしょうか。
それぞれの意味と概要について紹介します。
「セラピスト」とは?
「セラピスト」の意味と概要について紹介します。
意味
「セラピスト」は、「心理面で働きかけることで、自己治癒力を上げて治療する職業」という意味です。
クライアントの心理的負担を取り除くのが目的であり、精神疾患を治療するのではありません。
概要
「セラピスト」は英語で“therapist”と表記され、日本では「治療士・療法士」と言われています。
元々は医学的に、心理面や精神面での治療をサポートする役割を表しますが、最近では、「アロマセラピスト」や「ボディセラピスト」など、癒し系のサロンで働くスタッフのことも表す言葉になっています。
但し、基本的に「セラピスト」と言えば、心理学の専門家で治療をサポートする人のことを表します。
「カウンセラー」とは?
「カウンセラー」の意味と概要について紹介します。
意味
「カウンセラー」は、「心の問題がある人の話を聞き、改善への気づきを促す職業」という意味です。
クライアントの悩みや考えをしっかりと聞き、一緒に良い方向性を見つける為にサポートをする仕事です。
概要
「カウンセラー」は英語で“counselor”と表記され、日本では「相談員」と言われています。
悩みがあったりトラウマを持っていたりなど、精神的不安定な人の話を聞いて、毎日をどの様に過ごしたら改善できるかをクライアントに気付かせる様に導きます。
「セラピスト」と「カウンセラー」の違い!
「セラピスト」は、「クライアントの癒しを目的とする人」です。
「カウンセラー」は、「クライアントが自ら問題解決ができる様に、気付きを促すことを目的とする人」です。
2つの違いは「目的が癒しか問題解決か」という点です。
まとめ
「セラピスト」と「カウンセラー」は、目的に違いがあります。
但し、きっぱりと分かれているのではなく、どちらの目的をメインにしているかなのです。