この記事では、「ミント」と「メンソール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミント」とは?
「ミント」の意味と概要について紹介します。
意味
「ミント」とは、和名は「セイヨウハッカ」であり、地中海原産のシソ科の多年草です。
ハーブとよばれる香草・薬草の一種で、清涼感のある爽やかな香りが特徴です。
概要
「ミント」は、「メンソール(メントール)」というスーッとする成分を含み、爽やかな香りの植物です。
心身をリラックスさせたり、胃の働きを助ける効果があることで、薬草として利用されています。
「ミント」はその他にもハーブティーやソース、スィーツの飾りつけ、チョコレートや歯磨き粉にも使われています。
日本では「ペパーミント」という種類が親しまれています。
「メンソール」とは?
「メンソール」の意味と概要について紹介します。
意味
「メンソール」とは、ミント類に含まれる、清涼感を生じる成分のことです。
植物の名前ではなく、成分の名称です。
概要
「メンソール」は、嗜好品に加えることにより、スーッとした風味に仕上がる成分のことを言います。
植物ではなく、抽出される成分の名前です。
皮膚に触れるとスーッと冷たく感じますが、実際に冷たい訳ではなく、人の冷たさを感じる細胞を刺激する為です。
食品の中でもチューンガムやタバコなど、嗜好品に使われることが多く、リラックス効果が期待できます。
「ミント」と「メンソール」の違い!
「ミント」は、「シソ科の植物の名前」です。
「メンソール」は、「ミントに含まれている清涼感を生じる成分のこと」です。
まとめ
「ミント」と「メンソール」は、「原材料となる植物」か、「その成分」かという違いがあります。
スーッと感じるものの中に、どちらの成分が含まれているのか確認してみましょう。