「ラオス人」と「タイ人」の違いとは？分かりやすく解釈

「ラオス人」と「タイ人」の区別は日本人にはつきにくいものです。

どの様な違いがあるのか、それぞれの民族の概要についても紹介します。

「ラオス人」とは?

「ラオス人」の定義と特徴について紹介します。

「ラオス」は、中国・ベトナム・タイ・カンボジア・ミャンマーの5か国に囲まれた国です。

ラオスの人口の約6割は「ラオ族」の人ですが、ラオス国籍保有者は全て「ラオス人」と定義されています。

「ラオス人」の特徴は、温和で控え目という点です。

争いごとを好まず、大声を出すことも少なくなります。

敬虔な仏教信者が多いことから慎み深く、普段からあまり感情を顔に出さないので、一見無愛想に見えますが、話しかけると親切に応じてくれる人が多いのです。

「タイ人」の定義と特徴について紹介します。

「タイ」は、インドシナ半島の中央部とマレー半島の北部を占める立憲君主国です。

この国に住んでいる人を「タイ人」呼びます。

「タイ人」の特徴は、身分格差が大きいという点です。

裕福で学歴がある人は大らかで明るいのですが、貧困層の人は無気力感があります。

他人にあまり干渉しない人が多く、我が道を行く気質があります。

将来のビジョンを考えて生きるというよりは、今日をいかに充実させるかを考える人が多いのです。

「ラオス人」と「タイ人」の違いは以下の2つです。

「ラオス人」の祖先は、「メコン川流域に定住していた民族」です。

「タイ人」の祖先は、「チャオプラヤ川流域に定住していた民族」です。

「ラオス人」の主食は「もち米」です。

「タイ人」の主食は「うるち米」「インディカ米」です。

「ラオス人」と「タイ人」は、祖先が違うことから主食も違っています。

観光に行くことがあったら、食文化を確かめてみましょう。