「冷麺」と「冷やし中華」の違いはどの様な点があるのでしょうか。
「冷麺」と「冷やし中華」の違い
「冷麺」は、朝鮮半島生まれの麺料理で、日本では「韓国冷麺」と呼ばれ、焼肉店で提供されることが多くなります。
麺は「そば粉・でんぷん」などが使われしっかりとした歯ごたえがあり、具はキムチ、チャーシュー、ゆで卵などが一般的です。
「盛岡冷麺」は、「韓国冷麺」をオリジナルにアレンジしたメニューです。
「冷やし中華」は、日本で生まれ麺料理で、ラーメン店で夏限定として提供されることが多くなります。
麺は中華麺で、甘酸っぱい醤油やゴマだれをかけ、具は紅ショウガ、錦糸卵、キュウリ、ハムなどが一般的です。
この2つは麺の原料と味付けが全く違います。
関西ではどちらも「冷麺」
上記で「冷麺」と「冷やし中華」の違いを紹介しましたが、関西ではこの2つは同じものになります。
これは、関西では「冷やし中華」という呼び方はなく、どちらも「冷麺」と呼ばれていたからです。
「韓国冷麺」は焼肉店で出されるもので、「冷やし中華」はラーメン店で出されるものですので、混同して使っていても特に不便はなかったことから、現在でも定着しています。
関西の人はどちらも「冷麺」と呼ぶのです。
まとめ
「冷麺」と「冷やし中華」は、関東では違いがありますが、関西ではどちらも「冷麺」です。
出身地により呼び方が違うことを理解しておきましょう。