この記事では、「そば」と「うどん」の違いを分かりやすく説明していきます。
「そば」とは?
香り豊かなそば粉使った麺を「そば」といいます。
たっぷりのお湯で麺を茹でたもので、特製のそば汁に山葵や葱、山椒を入れて食べる料理です。
麺は冷やし、たっぷりの海苔をかけてざるそばにして食べる、温かい汁に入れて天婦羅をのせても美味しく食べられます。
他にも蕎麦の味をしっかり味わえるかけそばにする、冷やして食べるときは少し濃い目にした汁に浸すのです。
また、汁には油揚げや山菜、若布といった具をのせて独特な具材の旨みが出ます。
「うどん」とは?
100%の小麦粉を使った「うどん」は、水や塩を入れて粉をしっかり混ぜ合わせて作った麺です。
太さがあり、茹でるとつるっとした口当たりにコシが出ます。
食べ方としては、冷やして汁に付ける「冷やしたぬきうどん」は暑い夏場でもすっきりと食べやすく、寒い季節には熱いダシ入り汁に麺を入れた「釜揚げうどん」は体を温める料理です。
また、白だしや醤油、カレー、味噌と色々な味に合いますし、鍋のしめに入れて食べる、ソースをかけて焼いた「うどん」も通な食べ方になります。
「そば」と「うどん」の違い
ここでは「そば」と「うどん」の違いを、分かりやすく解説します。
蕎麦粉に水を入れて混ぜた生地を細長く切った「そば」は冷たくしたり、茹でて温かく調理してから食す麺です。
魚のダシが出た醤油味か、塩を付けて食べる人もいます。
海苔や山葵との相性が良く、噛むほど蕎麦の甘みが出るのも魅力です。
もう一方の「うどん」は小麦粉に水を入れてコシが出るまで練り、太く仕上げます。
「そば」よりもかなり太いため茹でるともちっとした食感を楽しめるのです。
ダシには昆布や鰹がよく合い、醤油味の汁に入れるか、肉入りの汁に付けます。
最近はちゃんぽん味が人気で、もやしやキャベツ、豚肉といった色々な具材を入れた旨みが詰まったスープと食べる麺です。
まとめ
日本ではお馴染みの麺を2つご紹介しました。
使っている粉や汁の味に違いがあります。
どう違うか実際に味わうと麺やダシの濃さの違いが分かるでしょう。