この記事では、「バックエンド」と「インフラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バックエンド」とは?
「バックエンド」は“backend”と英語表記します。
「バックエンド」は、「コンピューターシステムの構成要素の中で、利用者と直接関わりのない部分のこと」という意味があります。
利用者側から何らかのデータの入力があった場合に行われる一連の処理の中で、もっとも後部で行われる要素を、「バックエンド」と呼びます。
具体的には、データベース管理システムにおけるデータの処理・保存などを指す。
また、「バックエンド」には「核燃料サイクルの最終過程のこと」という意味があります。
使用済み核燃料の処理に関する工程。
を「バックエンド」と呼ぶことがあります。
「インフラ」とは?
「インフラ」は、「インフラストラクチャー」の略語で、“infrastructure”と英語表記します。
「インフラ」は「下部構造」という意味があり、「社会的経済基盤と、社会的生産基盤とを形成するものの総称」という意味があります。
例えば、「インフラ」の代表的なものに、道路や、港湾や河川、さらに鉄道や、通信情報施設、そして下水道や学校、病院や公園、公営住宅などが含まれています。
「バックエンド」と「インフラ」の違い
「バックエンド」と「インフラ」の違いを、分かりやすく解説します。
「バックエンド」は、「コンピューターシステムの構成要素の中で、利用者と直接関わりのない部分のこと」という意味があります。
一方で、「社会的経済基盤と、社会的生産基盤とを形成するものの総称」という意味があります。
このように「バックエンド」と「インフラ」は、構造を支えるような役割を担う言葉という共通点があります。
しかし、「バックエンド」はコンピューターに関する言葉で、「インフラ」は、社会基盤に関する言葉という大きな違いがあります。
まとめ
「バックエンド」と「インフラ」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せず、使い分けられるようになりそうです。