この記事では、「ひび」と「骨折」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ひび」とは?
「ひび」は「皹」と漢字表記します。
「ひび」は、「皮膚が寒さや乾燥のため荒れて細かい裂け目ができること」という意味があります。
また、「ひび」は、「陶器・ガラス・骨などにできる、細かい割れ目のこと」という意味があります。
さらに、「ひび」は、「心身・人間関係などに生じた故障・不和などをたとえていう語」という意味があります。
「骨折」とは?
「骨折」は「こっせつ」と読みます。
「骨折」は、「骨が折れること。
また、骨にひびが入ったり、その一部または全部が折れたりすること」という意味があります。
ちなみに、傷口が開いていない場合、「閉鎖性骨折」や「単純骨折」と呼びます。
また傷口が開いている場合は、「開放性骨折」、「複雑骨折」と呼ぶという違いがあります。
「ひび」と「骨折」の違い
「ひび」と「骨折」の違いを、分かりやすく解説します。
「ひび」は、「陶器・ガラス・骨などにできる、細かい割れ目のこと」という意味があります。
一方で、「骨折」は、「骨が折れること。
また、骨にひびが入ったり、その一部または全部が折れたりすること」という意味があります。
骨に関する意味で使う場合、「ひび」は、「骨に亀裂が入っているけれど、完全には折れていない状態」を意味し、「骨折」は「骨が完全に折れている状態」を意味するという違いがあります。
「ひび」の例文
・ 『くしゃみをしたら、肋骨にひびが入った』
・ 『恋愛がきっかけで、友情にひびが入る』
「骨折」の例文
・ 『複雑骨折をして、手術することになった』
・ 『骨折の治療期間は、ギブスが手放せない』
まとめ
「ひび」と「骨折」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。