「ヘアアイロン」と「ドライヤー」はどちらも髪の毛の手入れに使う美容器具です。
この2つはどのような違いでされているのでしょうか。
この記事では、「ヘアアイロン」と「ドライヤー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヘアアイロン」とは?
「ヘアアイロン」とは、「髪に熱を加えてセットする美容器具」です。
タンパク質を主成分とする人間の髪の毛は熱を加えると変形する性質があります。
この性質を利用して髪型を整える器具が「ヘアアイロン」です。
発熱部を髪に当て挟み込み押さえながら熱して形を整えます。
ピンセットのように髪を挟んで熱する形状が一般的で、加熱時に髪以外の部分に熱が伝わらず安全に利用できることから家庭用の美容家電として人気を集めています。
「ドライヤー」とは?
「ドライヤー」とは、「熱風や冷風で髪を乾かし整える器具」です。
本来は送風により乾燥させる乾燥機の一種で「ドライヤー」という名前も英語で乾燥を意味する“dry”に由来します。
塗装面を乾燥させる機械なども「ドライヤー」の一種ですが、一般的には髪を乾かすのに使う「ヘアドライヤー」を指す言葉として用いられています。
洗髪後の濡れた髪を乾かすのが主な使い方で、他にもスタイリング剤を塗った後に乾かして髪型を整えたりカールさせた髪に熱風を当ててクセをつけたりなどヘアスタイリングに欠かせない美容器具です。
「ヘアアイロン」と「ドライヤー」の違い
「ヘアアイロン」と「ドライヤー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ヘアアイロン」と「ドライヤー」の違いは「熱し方」です。
どちらも髪に熱を加える道具ですが「ヘアアイロン」は加熱部を髪に当てて直接熱を加えるのに対し「ドライヤー」は温風で熱を加えるという違いがあります。
「ヘアアイロン」は熱を生み出す器具で「ドライヤー」は風を生み出す器具、という区別も成立します。
「ヘアアイロン」の例文
・『ヘアアイロンで髪をカールさせる』
・『ヘアアイロンを当てすぎると髪が痛む』
「ドライヤー」の例文
・『ドライヤーで髪を乾かす』
・『ドライヤーを使うとブレーカーが落ちる』
まとめ
「ヘアアイロン」と「ドライヤー」は機能的に似ている部分はあるものの、熱し方の違いで区別されています。
使い方と目的さえ理解すれば難しくないので基準を理解して正しく区別してください。