この記事では、「パッケリ」と「リガトーニ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パッケリ」とは?
パッケリとはショートパスタの一種で、極太の円筒状をしています。
イタリア南部のカンパニア州で生まれたパスタで、カンパニア州の州都はナポリになります。
パッケリという名前は、ナポリ語で平手打ちという意味を持つパッカリアに由来します。
ラグーソースと相性が良く、穴になっている部分に肉や野菜を詰めて調理することもあります。
パッケリの表面はツルツルとしていて滑らかです。
また、溝が付いたパッケリ・ミッゲリーレという種類もあります。
「リガトーニ」とは?
リガトーニもショートパスタの一種で、円筒状です。
ショートパスタとしてよく知られているマカロニよりも太く、穴の部分も広く作られています。
イタリア語の“rigare”が語源で、“rigare”には「線を引く」という意味があります。
リガトーニの表面には薄く筋のような縦線が引かれています。
リガトーニは、ミートソースやクリームソース、アマトリチャーナ等のソースで食べることが多いです。
表面に縦線が引かれていることで、ソースが絡みやすくなっています。
カンパニア州などイタリア南部でよく食べられるパスタです。
「パッケリ」と「リガトーニ」の違い
パッケリもリガトーニもショートパスタの一種で、円筒状をしているのは共通しています。
パッケリの方がリガトーニよりも太く大きくて、穴も広いです。
どちらもソースと和えて食べますが、パッケリは空洞部分に具材を詰めて調理することもあります。
それからパッケリは表面が滑らかですが、リガトーニには線が引かれています。
ただし、表面に線をつけたパッケリ・ミッゲリーレもあります。
まとめ
パッケリとリガトーニはどちらもショートパスタですが、パッケリの方がリガトーニよりも大きくて太いです。
中に具材を詰めて調理することがあるのはパッケリになります。